救急科 (救命救急センター)
- 救急科 (救命救急センター)
- 医師紹介
救急科は主に救急患者さまの初期診療から外傷、熱傷・中毒などの重症患者の治療を行う診療科です。センター32床(ICU8床、HCU4床、救急病棟15床、4階西5床)の管理と救急外来での3次救急からウォークインを含む1次救急まで広く救急診療にあたっています。24時間365日重症から軽症まで様々な患者さまを受け入れていますので、全診療科・部門の協力体制のもと病態に応じて各専門診療科へ引き継ぐ診療体制としています。
また、当院はDMAT指定病院並びに福岡県災害拠点病院に指定されており、免震構造を備え、様々な災害に72時間は耐えうる「災害に強い病院」です。自立型熱源の確保、エネルギーの多重化、上水、下水のインフラが72時間遮断した場合にも対応できる災害対策設備を擁します。また、日本DMAT隊員、福岡県DMAT隊員を擁し、毎年行われる政府、自治体主導の災害訓練に積極的に参加しています。災害医療を提供する拠点病院としての役割を果たすこと、各診療科・部門との連携のもと高度な救急医療を地域に提供することが責務であると考え日々診療にあたっています。
また、当院はDMAT指定病院並びに福岡県災害拠点病院に指定されており、免震構造を備え、様々な災害に72時間は耐えうる「災害に強い病院」です。自立型熱源の確保、エネルギーの多重化、上水、下水のインフラが72時間遮断した場合にも対応できる災害対策設備を擁します。また、日本DMAT隊員、福岡県DMAT隊員を擁し、毎年行われる政府、自治体主導の災害訓練に積極的に参加しています。災害医療を提供する拠点病院としての役割を果たすこと、各診療科・部門との連携のもと高度な救急医療を地域に提供することが責務であると考え日々診療にあたっています。
診療科の特徴
1995年4月の救命救急センター開設以来24時間体制で北九州東部から京築地域までを中心とするエリアで発生した救急患者さまの命を救うべく努力して参りました。2016年5月1日に小倉北区城野へ移転後は小倉北区からの救急患者さまを診療する機会が増えました。
救命救急センターでは24時間365日いつでも重症病者に対して高度な救命救急医療を提供できることを求められています。当院は通常の救急告示病院では対応できない重症多発外傷、中毒、ショック状態などの重篤症例に対するチーム医療が行えることが特徴です。また、切断四肢に対する神経・血管吻合を含めた再接着術や広範囲熱傷に対する特殊な形成外科的治療に対応できる体制も整えています。さらに現場出動中の救急隊員からの要請に対するオンライン指示を通じて、病院に到着する前段階からの救急医療の提供開始を行っています。その他にも脳卒中、呼吸・循環・代謝不全、重症感染症(敗血症)、救急手術を要する各種疾患への対応も集中治療専門医と各科が協力して行っています。
病状に応じて直接退院可能となる場合やICU・HCU・救急病棟で治療を受け、全身状態が安定すれば一般病棟に移動して他診療科に診療を引き継ぐ場合、他病院に移動して引き続き治療を継続する場合もあります。これからも高度な救急医療を提供できるようスタッフ一同精進していくとともに、将来のこの地域の安心できる救急医療体制を維持するために、優秀な医療人を育成して参ります。
対象疾患/診療領域
- 意識障害又は昏睡
- 急性心不全(心筋梗塞を含む)
- ショック
- 広範囲熱傷
- 救急蘇生後
- 急性呼吸不全又は慢性呼吸不全の急性憎悪
- 急性薬物中毒
- 重篤な代謝障害(肝不全、腎不全、重症糖尿病等)
- 大手術を必要とする状態
- その他外傷、破傷風等で重篤な状態