社会医療法人北九州病院 北九州総合病院

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診療科・センター

麻酔科

麻酔科医は、患者さんの手術中の安全を守ります!

麻酔科写真01
手術という治療を受けられる皆さんの中には、手術や麻酔について不安に思っている方も多いと思います。
「手術室から無事に帰れるだろうか?」
「手術の後は痛くないかな?」
「手術中、目が覚めることはないだろうか?」
ご安心ください。麻酔科医が手術中あなたのそばに寄り添い、手術侵襲からあなたの安全を守っています。手術侵襲により身体は様々な反応を起こします。麻酔科医は、心電図、血圧、呼吸、体の酸素状態、体温などを観察し、麻酔薬、輸液、輸血、多くの薬剤を調節して、手術中の身体の状態を適切に調節しています。

麻酔方法

より安全で快適な麻酔、手術を目指します

麻酔の方法には、全身麻酔と局所麻酔(区域麻酔)があります。
脳、頭頸部、胸部、腹部、背部、四肢の大きな手術では全身麻酔が必要になります。全身麻酔では手術中の意識はなく、ずっと眠った状態です。四肢、会陰部などの小範囲の手術では局所麻酔(区域麻酔)で行う場合もあり、硬膜外麻酔、脊髄くも膜下麻酔、神経ブロックなどの方法があります。局所麻酔は手術後の痛みを和らげるためにも使用され、全身麻酔と組み合わせて行うことも多くあります。手術方法、全身の状態を考慮して、患者さんにとってより安全で快適な麻酔方法を選択します。

診療科の特徴

当院麻酔科は、多くの専門医、指導医が在籍しています

麻酔科写真02
当院麻酔科は、外科、整形外科、耳鼻咽喉科、形成外科、泌尿器科(含ウロギネ)、脳神経外科、産婦人科の手術症例に対して、乳児、小児から成人まで、年間約 2,500〜2,800症例の麻酔管理を行っています。近年患者さんの高齢化、および手術術式、術前の合併症、周術期管理の多様化に伴い、より高度な麻酔管理が求められてきます。当院では麻酔指導医、麻酔専門医が多くの症例を担当し、手術前から術中、術後の安全性・快適性を追求しています。

術後疼痛管理

手術後の痛みを和らげて、回復を早めます

手術を受けられる多くの患者さんが、手術後の痛みを心配しています。当院では、手術後の痛みを和らげ回復を早めるために、患者さんの状態に合わせた術後疼痛管理を行っています。自己調節鎮痛(patient-controlled analgesia:PCA)を利用した自己調節性硬膜外鎮痛(PCEA)や、近年進歩した超音波ガイド下神経ブロックを多くの症例に取り入れています。静脈内に持続的に鎮痛薬を投与する場合もあります。 また術後疼痛管理チームとして、痛みの管理のための研修を修了した看護師、薬剤師とチーム医療に取り組み、より痛みの少ない術後を目指しています。

対象疾患/診療領域

手術時の麻酔

外科、整形外科、耳鼻咽喉科、形成外科、泌尿器科(含ウロギネ)、脳神経外科、産婦人科の、比較的大きな手術症例は麻酔科が担当します。より小さな範囲の手術では、各科の先生が局所麻酔を行う場合もあります。

術前外来

患者さんの全身状態を適切に評価するために、術前外来を行っています。主治医の先生を通してご相談ください。

無痛分娩(和痛分娩)

当院では産科医師と麻酔科医が協力して、計画無痛分娩(和痛分娩)を行っています。もっとも一般的な方法は硬膜外麻酔(こうまくがいますい)です。本法に習熟した麻酔専門医が行うことで、より安全な分娩に取り組んでいます。

ペインクリニック

現在ペインクリニック外来は特別には行っていませんが、慢性疼痛にお悩みの方は主治医の先生を通してご相談ください。漢方薬治療に習熟した専門医も在籍しています。

採用について

北九州総合病院麻酔科専門研修プログラム

当院麻酔科は、一般社団法人日本専門医機構より「北九州総合病院麻酔科専門研修プログラム」の基幹病院として認定されています。他の大学病院・一般病院と連携して、専門医取得のための充実した研修プログラムを提供しています。麻酔専門医を目指す先生は当院麻酔科へお気軽にご連絡ください。

当院麻酔科で研修希望の先生、また勤務を希望される先生を歓迎しています。

当院麻酔科では常勤、非常勤共に常時募集しています。当院の手術室はとても働きやすい環境であることを自負しています。常勤医師はもちろん、ママさん医師、時短勤務も大歓迎です。ご興味のある先生は当院麻酔科へお気軽にご連絡ください。