社会医療法人北九州病院 北九州総合病院

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診療科・センター

薬剤科

はじめに

薬剤科では、病院の中で使われるすべての「薬」が、患者さんに安全で適正に使用されることを支援するために、薬に関わる様々な仕事に携わっています。薬剤科の仕事は、大きく分けて4つの業務(中央業務、薬品情報業務、がん化学療法業務、病棟業務)とチーム医療からなっています。

スタッフ紹介

薬剤師28名と助手5名(2024年4月1日)

薬剤科の業務

中央業務

ここでは、薬剤師の基本業務である調剤、注射調剤、院内製剤調製、および医薬品管理を中心に行っており、これに薬物血中濃度結果に基づくコンサルテーション(TDM)や治験薬管理業務などを行っています。

がん化学療法業務

専任の薬剤師が院内で承認された化学療法レジメン(投与量、用法・投与間隔ならびに支持療法)の登録管理を行い、化学療法当日はレジメン処方の監査ならびに抗がん剤の調製を行います。特に処方鑑査は、化学療法が安全かつ適正に施用されるためには重要であるため、レジメン内容および検査値を十分確認し、必要により医師に疑義照会しています。また服薬指導・副作用対策も行っています。

病棟業務

薬剤管理指導業務(服薬指導)

入院患者への服薬指導として、薬の効果、飲み方・使用法、注意事項、および保存法など、必要な情報を提供しています。また退院時は患者が自宅で薬を正しく服用できるように退院時指導を行っています。

病棟薬剤業務

入院患者の投薬・注射状況の確認に基づく薬物療法の適正化、持参薬の鑑定や処方提案等を中心に実施しています。薬剤師が病棟に常駐することにより、薬剤に関する疑義照会や処方提案を積極的に行っています。

チーム医療の推進

院内での医療チームの求めに応じて、感染制御チーム、NSTチーム、がんサポートチーム、認知症ケアサポートチーム等に薬剤師が参画しています。

教育

毎年、薬学部5年生の長期実務実習として最大6名(各期2名ずつ)の学生を受け入れており、認定実務実習指導薬剤師が中心となって指導します。

学術活動

学会・研修会・講演会等への参加や、専門・認定取得について奨励しております。認定・資格状況については下記をご参照ください。

認定・資格状況(2024年4月)

日本病院薬剤師会 がん薬物療法専門薬剤師 1名
日本病院薬剤師会 感染制御認定薬剤師 3名
日本化学療法学会 抗菌化学療法認定薬剤師 1名
日本病院薬剤師会 日病薬病院薬学認定薬剤師 12名
日本循環器学会 心不全療養指導士 1名
日本臨床栄養代謝学会 NST専門療法士 1名
日本骨粗鬆症学会 骨粗鬆症マネージャー 1名
日本DMAT隊員 1名
日本薬剤師研修センター 認定実務実習指導薬剤師 3名