総院長就任のご挨拶

日頃から北九州病院グループ並びに北九州総合病院にご高配いただきまして感謝申し上げます。2025年6月1日より院長を退任し新たに総院長に就任いたしました永田直幹でございます。

私は2008年12月に産業医科大学第一外科より北九州総合病院へ異動し2010年６月から15年にわたり院長を務めてまいりました。在任中は2016年５月に城野駅前に全室個室の新病院に移転し、また2020年から全国に猛威をふるいました新型感染症などがありましたが、急性期病院としての立ち位置を保つことができましたのは皆様方の温かいご支援とご協力の賜物と心より御礼申し上げます。

後任は日暮愛一郎副院長が院長に就任いたしますので引き続き、皆様のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

今回の総院長就任にあたり、これまでの経験を活かし、病院全体の長期的な運営方針の策定や、新しいロボット手術、また地域社会との連携強化に努めてまいる所存です。
急性期医療は機能分化が促進し診療報酬の減額、物価の高騰、働き方改革による賃金上昇の中、急性期病院の経営は非常に厳しい状況ですが、当院の基本理念であります「患者さんのための医療“for the patient”」の姿勢を忘れず、安全・安心かつ質の高い医療の提供を職員一同で追求してまいります。
今後とも、変わらぬご支援・ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。