社会医療法人北九州病院 北九州総合病院

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医療機器について

一般撮影

検査の目的とする部分にX線を照射して撮影を行う検査です。一般的に“レントゲン撮影”や“X線撮影”、“単純撮影”と言われることもあります。X線は放射線の一種であり、体の中を透過することができます。体には骨や臓器、血管、空気など様々な構造物がありますが、それぞれX線の透過率が異なります。この透過率の違いを利用して、体の中の構造物を写真に写し出します。
基本的な検査として胸部(肺)腹部、骨等です。例えば、骨は透過しにくいので写真上で白く写し出され、逆に空気はよく透過するので空気がたくさん含まれる肺は黒く写し出されます。

一般撮影検査の手順

  1. 放射線科総合受付で受付後、検査室番号9から12のドアの前でお待ちください。担当技師が順番にお名前をフルネームでお呼びいたします。なお、撮影の内容によって順番が前後することがありますが、ご了承ください。
  2. お名前を呼ばれたら検査室内へお入り外来診療ファイルをお渡しください。
  3. 検査終了後は外来診療ファイルを受け取り、案内された場所へお戻りください。
  4. 写真のお渡しは基本御座いませんが、お渡しする場合はお伝えいたしますので指定された場所でお待ちください。

検査時の注意事項

  • 撮影室への入室はお名前を呼ばれてからお願いします。
  • 撮影の妨げとなる取り外しの可能な貴金属類はあらかじめ外してください。
  • プラスチック類が付属している衣類は撮影の妨げになる場合がありますので、検査内容によっては脱衣や検査着への着替えをお願いすることがあります。
  • カイロ、ピップエレキバン、シップ等貼っている場合は場所により診断に影響がある場合もありますので技師へお伝えください。
  • 検査中正確な位置合わせのため、体に触れることがあります。
  • より良い診断のために負荷のかかる体位をしていただくことがありますが、痛みが強い場合は担当技師にご相談ください。
  • 混雑した時間帯には待ち時間が長くなることがあります。
  • 妊娠されている方、および妊娠の可能性のある方は事前にお知らせください。
  • その他ご不明な点は、放射線技師にお尋ねください。

検査内容

胸腹部撮影

胸腹部撮影
健康診断等でも撮影されるように、肺野の状態を確認したり、腹痛時に腹部腸管ガスの有無を確認したりすることができます。
検査時間は2~3分程度ですが、衣類にボタンや金属類(金属繊維含む)があると誤診を招く可能性がありますので、検査着への着替えをお願いする場合があります。

骨撮影

骨撮影
骨折の有無の診断に用いられますが、診断の精度を向上させるために負荷をかけた姿勢をとっていただくことがあります。痛みが強い場合は担当技師にご相談ください。
検査時間は、骨折の状態をよく観察するために追加撮影を行う場合もありますので、5~10分程度の検査時間を要することがあります。

パントモ撮影

パントモ撮影
パントモ撮影とは、歯・歯周組織全体、顎全体、鼻腔を1枚の断層写真として撮影したものです。
顔の周りを機械が一周して歯と歯の周囲を撮影しますが、当院では特に下顎骨の骨折の有無を観察することを目的としています。
検査にあたり取り外し可能な入れ歯、ピアス、イヤリング、ネックレス、ピン留めを外していただきます。検査時間は、パントモ撮影単独で2分程度です。