社会医療法人北九州病院 北九州総合病院

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医療機器について

CT検査

X線を用いて身体の横断面(輪切り)の画像を撮影する検査で、脳出血、心筋梗塞、肺や腹部疾患、骨折などの詳しい情報を短時間で得る事ができます。
当院では現在、最新の320列検出器(1回転で最大640スライス160mm幅の画像が得られる)のCT装置1台、80列検出器(1回転で最大160スライス40mm幅の画像が得られる)のCT装置2台が設置されており、コンピュータ処理によって横断面だけではなく、様々な方向からの画像や三次元的な画像を作成することもできます。
ヨード造影剤を使用することにより、より詳しい臓器の状態、体内の血流状態を把握することが可能になっています。

  • 2階CT撮影室1 Aquilion ONE 2階CT撮影室1 Aquilion ONE
  • 2階CT撮影室1 Aquilion ONE 2階CT撮影室2 Aquilion Prime SP
  • 救急外来CT撮影室 Aquilion Prime 救急外来CT撮影室 Aquilion Prime

検査時間は?

造影剤を使わない検査で10分程度、造影検査で20分程度が目安になります。検査内容によっては、検査時間が長くなる場合があります。詳しくは放射線技師にお尋ねください。

造影検査とは?

検査の目的によって造影検査を行ないますが、造影剤を使用する事で血管や臓器、病巣などがわかりやすくなり、造影剤を用いない場合と比べて、より正確な診断が可能となります。
造影剤は患者さんによって使用できない場合がある事、また安全な薬剤ではありますが、まれに副作用が生じる場合があるため、造影検査前に医師の説明のもと『造影CT検査同意書』に署名して頂くことになっております。

検査当日の食事は?

  • 造影検査の予定がなければ、食事の制限はありません。
  • 造影検査の場合で、午前中の検査予定の方は、朝食を控えてください。
  • 造影検査の場合で、午後からの検査予定の方は、昼食を控えてください。
  • なお、造影検査の場合でも、お茶等の水分制限はありません。むしろ検査終了後の造影剤は尿中から排泄されますので、検査の前後は十分にお茶等の水分を摂取してください。
  • 服用中のお薬については、医師からの指示がない限り通常通り服用してください。

検査前の注意事項

  • 撮影の妨げとなる取り外しの可能な貴金属類はあらかじめ外してください。
  • 検査内容によっては脱衣や検査着への着替えをお願いすることがあります。
  • 検査中正確な位置合わせのため、体に触れることがあります。
  • 混雑した時間帯には待ち時間が長くなることがあります。
  • 妊娠されている方、および妊娠の可能性のある方は事前にお申し出ください。
  • 検査内容によっては息止めをお願いすることがあります。息止めの合図を放送で流しますので、しっかり息止めをしてください。聞き取りにくい場合はお申し出ください。
  • 造影検査の場合、万が一、検査途中に気分が悪くなる(吐き気がする、息苦しくなる、皮膚にかゆみがでる)ことがありましたら、撮影開始直前まで看護師が傍に立ち会っていますので、すぐに教えてください。

検査後の注意事項

  • 造影剤を使用しない検査では、特に注意していただくことはありません。
  • 造影検査終了後は、十分にお茶等の水分を摂取してください。
  • 造影剤による副作用(吐き気、かゆみ、蕁麻疹等)が数時間後から数日後にかけてあらわれる可能性があります。万が一このような症状があらわれた際には、ご連絡いただきますようお願いいたします。
  • 造影検査が終わられた患者さまには、注意事項を記載した書類をお渡しいたしますので必ずお読みください。